Column
コラム
『7つの習慣』ってご存じですか?
- 2024年1月30日
- コラム
7つの習慣とは?
生活していると様々なことがあります。仕事や家事の中でも、処理していかなければならないこと、やらなければならないことが次々と出てきますよね。忙しさにかまけてあまり考えず漫然とこなしていくといつか何かしら困ったことになることもあると思います。例えば、期限のある仕事ばかりしていたら、期限はないけど頼まれていた仕事を後回しにしてしまってその人からの信頼が低くなってしまった…。目先のことばかり目についてそのことを優先してしまったら、時間も手間もかかることに時間が割けなくて結局その大掛かりなことが中途半端になってしまった…。などの経験はないでしょうか?
計画性、タスク管理などとも言いますね。私はそういったことが苦手でした。
そんな時に、物事を緊急性の高さ・重要性の高さで分類して表に当てはめていく。そして、計画性を持ちながら物事を処理していく。物事には重要性・緊急性の高い低いがあり、そのことをしっかり見極めていかないと人生においても大切なことを見失ったり、実際に失ったりしてしまうこともあるので、そうならないように…と、この『7つの習慣』の本を手に取りました。失ってから気付くなんてことができるだけないよう、もっと時間の使い方を充実したものにしたいと考えていたけど、ずっとそれができなかったからです。
そもそも物事の重要性さえ見落としてしまって、重要なことかどうかもわからず、その「本当は重要なこと」をただ目の前を通過させてしまっていることもあるかもしれません。
これが『7つの習慣』で分類することを表にあらわしたものです。
第2領域について
第1領域は重要性も緊急性も高いものになります。これが最も大事ではありますが、見過ごされてしまうものが、第2領域です。この第2領域に入るものには何があるでしょうか?
- 勉強
- 子供の将来のための学費などの準備
- 老後のための準備(必要経費の貯金や資産運用なども含む)
- 健康維持活動
など
第2領域とは、「今は緊急性がないので困ることはないけど、自分の人生においてまたは将来のためにやっておいたほうが良いこと」が含まれます。今は困らないから…、重要だとわかっているんだけど…と、ついつい後回しにされがちだと思います。
あなたはこういった活動を積極的にされていますか?
歯科においての第2領域
大体の方が歯科にかかられる場合は、第1領域の緊急性と重要性が高い場合だと思います。痛いから早く診て欲しい、心配なことがあるからその心配を早く解決したい!
ただ、その痛みや心配が解消された後はいかがでしょうか?
歯科での第2領域は、「痛みも心配事もないけど歯科にかかる」=「定期的にかかりつけの歯科で管理してもらう」ことです。
なぜ定期的な管理や検診が必要か?の具体的なことは過去のコラムを参考にしてください。
2021年9月22日 定期健診
2023年2月12日 歯の検診の大切さを知ってほしい
2023年2月19日 検診ってどんなことするの?
2023年5月31日 歯石のつきやすい人っている?
2023年6月28日 痛みが治った!歯医者に行かなくていい?
私が皆様にお伝えしたいことは、現代において人生80年は生きると考えたほうが良い時代になりました。重要なのはその中身です。健康に80年過ごすのか?そうでないのか?
自分の足で最後まで歩けるのか?ベッドの上で過ごすのか?
実はこういうことは、最期まで口から食事をとれるかがカギを握っていることがあります。つまり口からおいしく食事ができる、口から栄養を摂取できることで、人生80年の内容が変わってくることもあるのです。
80歳なんてまだまだ先の話だから私には関係ない、そんな先のことなんてその時に考えるわと思っているあなた!数十年前に今の年齢になることを考えていましたか?でも今の年齢になりましたよね⁉そうです、あなたの人生の延長上に必ず迎えることなんです。
そして、今、数十年前の状態とは明らかに違うこともありますよね?失ったもの、以前はできていたことが様々な事情でできなくなってしまったことありませんか?
もちろんできるようになったこともあるでしょう。
今のところはそんなことないよと言っても、今後壮年期から高齢期には明らかに体力などは変化していきます。そのことを予想して動く、それが第2領域のことなんです。
数十年後を見越して、今の状態をキープするように、早期発見・早期治療し少しでも失わない、失ってしまったところを補い不具合がないように・環境が乱れないようにするということが重要になるため、何もなくても歯科は受診することが大事になります。
そして当院では患者様に正しい情報を知って頂き、自分の身体を自分で守る・大事にすることもお伝えしています。
当院にはトリートメントコーディネーター(TC)がおります。検診や管理にいらしていただくことで、私(歯科医師)からと歯科衛生士からそしてTCからと様々な観点からお伝えできることがあります。一回ではお伝えしきれない内容もありますし、その方のおかれた環境によってお伝えできる内容も変わっていきます。
定期的な管理にただ呼ばれたから行くというのではなく、ご自身の少し先の未来を見据えて歯科を積極的に活用しましょう。
カテゴリー
最近の投稿
月別アーカイブ
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年7月
- 2021年4月
- 2021年2月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月