尼崎市、園田駅徒歩2分の歯医者|アキ歯科クリニック

MENU

Column

コラム

歯の検診の大切さを知って欲しい

尼崎市 歯医者 アキ歯科クリニック 定期歯科検診

Pocket

尼崎市 歯医者 アキ歯科クリニック 定期歯科検診

みなさん、こんにちは!
今日は当院で大切にしている『検診』について、お話していきたいと思います。
このお話は、ホームページにも大切なこととして記載していますので、是非みてください。
検診については以前にも触れていますが、大切なことなので何度も書きます(^^)

では、本題に参りましょう。
なぜ、私たち歯科医院が検診を大切にしているか。
それは、みなさんの健康な歯を、医療費を安く、虫歯も早期発見できれば、簡単な処置で守れるからです。

検診でわかること①虫歯の早期発見ができる!

むし歯は初期段階であれば、原因を除去することで、再石灰化を促し、自然治癒が見込めます。
例えば、糖分の摂取をコントロールして、フッ素濃度の高い歯磨き粉を使用して歯を磨く。
歯と歯の間はフロスでセルフケアをする。
これだけでも、初期むし歯の進行を食い止めることができます。

しかし、むし歯を放置すれば、歯を削る治療をしなければならなくなりますし、放置した分だけ治療も大掛かりになり、治療費も高くなってしまいます。

『こんなことならもっと早く歯医者に来ればよかった』

歯科医院にいると、この言葉をよく耳にします。
検診にいらしてくれていたらと、いつも胸が痛いです。

『何もないけど検診に来て良かった』

と言うお声をこれから頂けるように、私たち歯科医院側も啓蒙活動を頑張ります!

検診でわかること②歯周病の早期発見ができる!

日本人の30歳以上の8割が罹患していると言われている歯周病は、むし歯と違い、初期症状で痛みなどを伴わないため、自覚症状として出にくい病気です。

歯周病は別名『サイレントキラー(静かな殺し屋)』と呼ばれ、気づいた頃には歯を抜かなくてはいけない段階まで進行していることもあります。

歯を失う原因として、

先程30歳以上の8割が歯周病に罹患しているとお伝えしましたが、30歳になって突然発症するわけではなく、10代の頃からお口の中では歯周病菌が住処を作り出し、長い年月をかけて少しずつ進行していく病気です。

ということは、10代の頃から歯科検診を定期的に受けていれば、お口の中の細菌をコントロールでき、もし歯周病の初期症状が出ても早期発見することで、プラークコントロール(細菌をコントロールする)による治癒が見込めます。

そして、ここでみなさんに知ってほしいことがあります。
むし歯と違い、歯周病で破壊されてしまった組織は、元には戻らない、ということです。
むし歯も元には戻りませんが、被せ物や詰め物に代わることで、機能を取り戻すことは可能です。
ですが歯周病は、歯や歯肉だけでなく、骨も破壊していきます。
定期検診で歯周病を早期発見、早期治療することが重要であることが、このことからも、ご理解いただけるのではないでしょうか。

ここまでむし歯・歯周病の早期発見が大切、とお話ししてきました。

何度も言いますが、歯は失ってしまうと元には戻りません。
もし歯を失った場合、困るのはまず『食事』ではないでしょうか。
食事を食べることができる、当たり前にできていることができなくなった時、とても後悔します。

食事を楽しめなくなると、笑顔も減ります。
そして、歯を失うと発音もしにくくなります。
話すことが恥ずかしかったり、億劫になりますね。
会話も弾まず、楽しむことができなくなります。
人生が楽しいと言えなくなってしまいます。
この延長線上に、認知症などが関連しているとも言われています。
(お口の周りの筋肉を動かすことが脳の活性化にも繋がっている)

食事を楽しみ、会話を楽しむ。
健康な身体と心で長生きする、これが出来るのが歯科検診だと私は思います。

長い人生を楽しんで、いつまでも自分の歯で、美味しく食べれるように、
口元を隠さず、にっこり笑えるように、心身ともに健やかに過ごせるよう、
受けていただきたいのが歯科検診です。
私たち歯科医院スタッフがお手伝いいたします。
ぜひ一度、いらしてください。