はじめに、当院では入れ歯は“付き合っていくもの”と考えています。
早い方は50代やそれ以前に入れ歯を作る場合もあるので、少なくとも20~30年先を見据えての治療が大事です。
入れ歯を入れていないと、歯並びが変わります。歯を失った状態が長いと、いざ入れ歯にしようとなった時に治療することが多すぎて、かえってお金も時間もかかってしまいます。
保険の入れ歯も、留め金をかけた歯は5年~10年で抜けることがほとんどです。治療後に予想されることを歯科医療の専門家としてお話しし、当院でおすすめしているドイツ式入れ歯もそのひとつの選択肢としてご提案します。
ドイツ式入れ歯は「作ったら一生お付き合いしていきましょう」という歯科医師側にも覚悟の必要な入れ歯です。
入れ歯と患者さま、そして当院で理想のお口や患者さまの状態を考え、末永くお付き合いしていければと思います。
「歯を失ってしまった・・・どの医院に相談したらいいか分からない」
「選択肢がたくさんあって迷ってしまう」
「いくつも歯医者さんを変えたけれど入れ歯が合わない・・・」
これだけ情報があふれている時代でも、入れ歯のお悩みはなかなか相談できないのではないでしょうか?
患者さまに少しでもご安心いただけるように、当院の入れ歯治療には6つの特徴がございます。
1.患者さまに価値観を伺い、治療方針を立て、理想の入れ歯を実現します
当院では、治療前に患者さまの価値観を入念に伺っています。
「美しさ、丈夫さ、噛む能力、安全性、再発リスク」の5つの項目を順位付けしていただき、なぜそれを選んだかという理由もお聞きします。
また、治療を進める段階でも再確認し、治療方針を決めていきます。
2.カウンセリングを大事にしており、患者さまのお悩みはTCが寄り添ってお聞きします
「先生は忙しそうで、ちょっとしたことを聞きづらい・・・」「いつの間にか治療の時間が終わってしまった」という経験はないでしょうか?
当院にはスタッフとして『トリートメントコーディネーター(TC)』が在籍しています。
トリートメントコーディネーターとは、患者さまと歯科医師・衛生士の間に入ってコミュニケーションの橋渡しをする役ですので、ご質問やご相談など遠慮なくお話しください。
3.「今ある歯を残したい」というご要望にも応えられる、『ドイツ式入れ歯』の選択肢があります
部分入れ歯で使う留め金(バネ/クラスプ)をかけた歯は負担がかかり、長期的には必ず悪くなります。
当院では、今ある歯を長く持たせる『ドイツ式入れ歯』を取り扱っています。
虫歯や歯周病などで歯を抜くことになってしまった経験から、これ以上自分の歯を失いたくない場合はドイツ式入れ歯をおすすめします。
4.入れ歯治療はすべて院長が対応します
「医院のホームページに載っている先生が診てくれるのかしら?」と思われることや「実際に治療してもらったら知らない先生だった」ということがあると思います。
当院では入れ歯のお悩みのヒアリング後の治療は、すべて院長が対応しますのでご安心ください。
「入れ歯の話はデリケートで相談しにくい」そんな方も多くいらっしゃいます。当院スタッフは全員女性ですので、女性の方も気兼ねなくご相談いただけるかと思います。
5.咬合(噛み合わせ)を重視した治療をします
私は歯科大学の学生のころから噛み合わせが一番大事だと考えていました。咬合の情報を求めてネットや学術書を漁り、咬合学を学んできました。現在は咬合学の権威である、元日本歯科大学教授の稲葉繁先生が主宰する歯科スタディーグループ『IPSG包括歯科医療研究会』で学んだ知識を患者さまに還元しております。
6.噛み合わせに特化した歯科スタディーグループ(勉強会)と連携しています
歯科スタディーグループ『IPSG包括歯科医療研究会』と連携し、研鑽を重ねています。多くのスタディーグループがありますが、30年も続いている団体はほとんどなく、多くの先生がIPSGの考え方に共感されています。現在は、月に2回東京でのIPSGの研修会に参加し、実際の患者さまの治療やメンテナンスを学んでいます。
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