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コラム
口腔機能低下を防ぐためにできるトレーニング②
- 2024年4月9日
- コラム
みなさん、こんにちは!
前回は、口腔機能の低下を防ぐためにできるトレーニングとして、『準備体操』『噛む力』についてお話しました。
今回は『飲み込む力』『唾液の減少』についてお話していきます。
飲み込む力
飲み込む動作はわずか数秒ですが、その数秒の動作には口、舌、のど、たくさんの筋肉が使われています。
①舌の体操
舌は食べ物を歯に乗せたり、飲み込むときは食べ物をまとめて、のどの方へ送っています。
舌が動かなくなってくると、飲み込みにくく感じたり、むせたり、滑舌が悪く感じたりします。
- 舌をみぎ、ひだりに伸ばします。
- 口角を超えて遠くへ向かうイメージ。
- 次は上下。上は鼻先を、舌は顎の先を触るイメージです。
- それが出来たら、次は舌でお口の周りをぐるっと1周します。みぎまわり、ひだりまわり、両方行いましょう。
全て3回ほど出来るとよいです。
ここでも、無理は禁物。可能な範囲で行いましょう。
②パタカラ
これは聞いたことがある方も多いかもしれません。
パタカラは『パパパパ…』『タタタタ…』と繰り返し発音していくことで、お口周りの筋肉、舌を鍛えられます。
『パンダのタカラモノ』という文を繰り返し発音しても良いです。
さて、なぜパタカラかというと、パタカラと発音する時に使うお口の筋肉と舌が、食べる、飲み込む動作でも使われるからです。
『パ』・・口を閉じる力。食べ物を口からこぼさないようにする力です。前歯を複数本喪失している方は少し閉じにくいかもしれません。
『タ』・・食べ物を押しつぶす力。舌の先を上あごにしっかりつけましょう。
『カ』・・のどを閉める力。舌の奥、のどの奥に力を入れて発音します。飲み込むときに誤って気管に入らないよう、しっかり発音しましょう。
『ラ』・・食べ物をまとめる力。舌を丸めて舌先を上の前歯の裏につけて発音します。
ただ発音するだけでなく、自分でよく歌う曲を『パ』で歌ってみたりすると、より軽快に楽しくできますね。
唾液の減少
唾液が少なくなると、お口の中が乾燥して、傷ができやすく、細菌の繁殖を許してしまい、お口のトラブルが増えます。
食べ物を食べるときは、唾液と食べ物が混ざることで、食塊形成がなされ、飲み込みやすい形にしています。
①唾液腺マッサージ
マッサージする唾液腺は3つ。
『耳下腺、顎下腺、舌下腺』です。
耳下腺・・頬をマッサージするイメージで。ちょうど第一大臼歯のあたりを触ると良いです。
顎下腺・・下あごの骨のラインに沿って、マッサージしましょう。
舌下腺・・下あごの少し内側の柔らかいところを目掛けてマッサージしてみましょう。
以前、唾液腺マッサージについて、お話ししていますので、良ければそちらも読んでみてください。
酸っぱいものをイメージすることも唾液の分泌につながります。レモンや梅干しをイメージしてみてください。
好きな食べ物をイメージしてみても良いです。
話す力
やはり人と話すこと、会話を楽しむことが1番です。
話すことで、お口を動かしますし、表情もたくさん変化します。笑うことも良いトレーニングです。
お口の感覚
口腔機能が低下すると、味覚やお口の感覚が鈍感になります。熱いもの、冷たいもの、味の濃いもの、薄いものを感じましょう。食後にお口の中に食べ物が残っている、舌の上に食べ物が残ってることも、口腔機能低下では、見受けられます。
もっともっと楽しく口腔機能低下を防ごう!
ここまで口腔機能低下を防ぐためにできるトレーニングをお伝えしてきました。
トレーニング、リハビリなんていう言葉は、私にとっては、少し重たくて、毎日は続けられそうにありません。(ここまで説明してきたくせに、ですね笑)
そこで私の1番のおすすめは、カラオケです!
もちろん、カラオケに行かなくても、テレビの音楽番組で一緒に歌っても構いません。
歌を歌うことは、発音はもちろん、お口周りの筋肉、呼吸、たくさん鍛えることができます。
好きな歌を歌う、気分も上がりますし、お口も使うしで良いことしかありません!
音痴だからと、遠慮される方もいますが、自分が楽しければ良い!ぜひ歌ってください。
中でもおすすめの楽曲は、『パタカラの発音が入っている曲』ある研究論文では、『おどるポンポコリン』が効果的であったことが書かれていました。
たしかに、いっぱい『パ』が入ってる笑
やってみよう。
みなさんも、歌ってみてください。
しっかり発音できるかな?
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