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ひみこのはがいーぜ
- 2023年10月3日
- コラム
みなさん、こんにちは。
みなさん、『ひみこの歯がいーぜ』という標語をご存知ですか?耳にしたことはあるでしょうか?
今日は、この標語を使って噛むことの重要性についてお話ししていきます。
ひみこの歯がいーぜはどこで生まれた?
この標語は、8020推進財団(80歳になっても、自分の歯を20本以上残そう!という運動を広めるところ)が社会によく噛むことの大切さを普及・浸透させるために、作り出したものです。
この【ひみこ】は邪馬台国の卑弥呼なのですが、当時、卑弥呼の時代の食べ物は、イノシシの肉や木の実など、現代の私たちの食べ物に比べて、とても硬いものでした。なんと1食の噛む回数が4000回、私たちの6倍もあったと言われています。
ひみこの歯がいーぜはどんな効果を教えてくれる?
頭文字から、効果を見ていきましょう!
ひ・・肥満予防
よく噛むことで、脳にある満腹中枢が働いて、満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐことができます。
み・・味覚の発達
よく噛んで食べることで、食材を味わうことができます。
こ・・・言葉の発達
よく噛むことで、口周りの筋肉が発達して、発音がはっきりします。
の・・・脳の発達
よく噛むと、脳が活性化されて、認知症の予防になります。
は・・・歯の病気を防ぐ
よく噛むことで、唾液がよく出て、汚れを洗い流してくれます。歯ぐきの血流も良くなり、健康な歯ぐきを保てます。
が・・・がん予防
よく噛んで唾液を出すことで、唾液が発がん物質の発がん作用を消してくれます。(これはびっくり!さすが唾液!)
い・・・胃腸の調子が良い
よく噛むことで、消化吸収を助けます。
ぜ・・・全身の体力向上、全力投球!
よく噛んで顎も歯も強いと、スポーツで食いしばったり、物事に全力投球できます!(ここだけなんか感じ違うけど、力が湧く感じですね!)
よく噛むことで合計8個の効果が期待できます!
現代の食事で取り入れられること〜食材〜
よく噛むことが、身体にいいことはわかったけれど、イノシシの肉や木の実を毎日食べるわけにはいきませんね。
現代の食事で取り入れられることを、考えていきましょう!
①硬いもの、弾力のあるものを食材に選ぶ
ごぼうなどの根菜や、いかやたこなど、弾力のあるものを食材に入れましょう!
②おやつにはナッツやドライフルーツを!
おやつにパンを選ぶより、ナッツやドライフルーツを味わって食べましょう!
③色んな食材を入れて、かみごたえアップ
例えばハンバーグ。ハンバーグは柔らかい食べ物の代表と言ってもいいのですが、その中にれんこんや、ごぼうを入れて、かみごたえアップ!
④調理法を変えてみよう!
例えばきゅうりを使ったお料理。きゅうりを薄切りにすると、すぐ噛めてしまうので、乱切りにしてみましょう。
現代の食事で取り入れられること〜意識〜
①一口お口に入れたら30回噛みましょう!
丸飲みせず、食材を味わって食べましょう。
②水分と一緒に流し込まない
水分と一緒に流し込むと、噛まずに飲み込むことと同じです。肥満にも繋がるので、しっかり噛んで、飲み込みましょう。
③一口量を少なくする
一口量が多いと、口の中がいっぱいになり、飲み込んでしまうので、少しずつ味わって食べましょう。
④口の中にものがなくなってから、次を入れる
どんどん口に入れていくと、あまり噛まずに飲み込んでしまいます。
⑤1食の食事時間は約20分
早食いしてる方、意識して20分、少しずつ食べましょう。
⑥ゆっくり食べる人と一緒に食事を楽しむ
人のペースに合わせて食べると、ゆっくり食べることが自然と出来ます。
まとめ
よく噛むことで得られる効果は、私たちに良いことばかりでしたね!
私も早食いなので、耳が痛いことばかりでした。改めて、自分の体のために、ゆっくり食べようと思います。
卑弥呼に負けないように、みんなでよく噛みましょう!
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