尼崎市、園田駅徒歩2分の歯医者|アキ歯科クリニック

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検診ってどんなことするの?

尼崎市 歯医者 アキ歯科クリニック 定期歯科検診

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尼崎市 歯医者 アキ歯科クリニック 定期歯科検診

みなさん、こんにちは!
今日は初めて歯医者さんに歯科検診に来たとき、どんなことをするのか、お話したいと思います。
私も初めての歯科医院は、なぜか緊張します。
これを読んで、安心して歯科検診を受けていただけると嬉しいです。

早速、お話したいと思うのですが、実は歯科検診にいらっしゃる前の準備についても、大切なことがありますので、先に説明させてください。

おうちで準備してきて欲しいこと

①歯科検診の前に歯を磨く

お口の中の汚れをある程度落としておいてください。
食後そのままのお口で検診を受けると、視診や触診がうまくできませんし、お口の中の症状を見落としてしまいかねません。
お仕事などで歯を磨く時間がなかった場合には、歯科医院の洗面台で磨くことも可能です。

②保険証を持つ

必ず、お持ちください。
保険証のご提示がないと、保険診療ができません。
お忘れの場合は、一旦自費診療扱いになり、後日、保険証を確認してから差額をご返金するかたちになります。

③歯医者さんに伝えたいことを考えておく

当日、歯科医院の治療チェアに座ると緊張します。
終わってから『あんな症状もあった』『あれも言いたかったのに』なんてことも起こります。
歯科検診で自分の思いをしっかり伝えるために、イメージしておくと良いと思います。
保険診療で治したい、自費診療で治したい、気になるところだけ、先生が言うところはこの際全部治したいなども、ある程度決めておくと良いですね。

④自分の口の中を見ておく

歯科検診で来院される前に、鏡で自分のお口を観察してみてください。洗面台の鏡で構いません。
客観的にみることで、感覚で思っていた症状とはまた違った発見(気づいてなかったけど歯が一部欠けてた等)があるかもしれません。

では、ここまで準備ができたところで、歯科検診で行っていることについて、お話していきます。

検診で行っていること

①問診

お悩みや相談、なんでもお伝えください。
例えば『口内炎ができやすい』場合、噛み合わせや被せ物の不適合など、歯が原因でできてしまうこともあります。
歯の治療をすることで、改善できるお悩みもあるかもしれません。

②視診、触診

お口の中、症状が出ている箇所を拝見します。
お口の中は複雑で、上の歯が痛いと仰っていても、原因は下の歯にあった、なんてこともあります。(関連痛と言います)

③レントゲン撮影

必要に応じてですが、お口の中全体のレントゲン写真、症状によっては、小さなレントゲン写真を撮影します。
歯や根、顎の骨に異常がないか、また歯と骨の位置を調べるために撮影します。
治療方針を決めたり、治療経過見極めるために行います。
被曝量に関しては、デジタルのものを使っています。
従来のレントゲン撮影よりも、被曝量も低く、
実は飛行機に1回乗ったとき(東京からニューヨーク)、被曝量(0.2mSv)より、歯科でレントゲンを撮影した時の被曝量(0.005mSv)と数千分の1と少ない被曝量で撮影することが可能です。
みなさんが思っているよりも意外に被曝量が少ないと思います。

④口腔内写真撮影

必要に応じて、お口の中のお写真を撮影します。
いま現在のお口の中と、治療を進めて変化していくお口の中を比較して、分かりやすくご説明するためのものです。
初診時のお写真がない場合、変化がご自身で感じ取りにくいと思いますので、撮影させてください。

⑤歯周組織検査

歯肉が歯周病に罹患しているかどうか、歯肉溝の深さを測ります。健康な歯肉の方で大体2〜3ミリ、重度の歯周病の方では12ミリなど、数字が大きくなると歯周病が進んでいる、という結果になります。
そして検査した時に出血があったかどうか、歯は動揺していないか、しっかり検査します。

⑥現状と治療方針の説明

いま現在のお口の中の状況と、考えられる治療法を何通りかお伝えします。
患者様のご希望聞きながら、一緒に治療方針を決めていきます。

☆ここすごく大事!

どんな治療にしてほしいか、どの期間通えるかなど、遠慮なく私たちに伝えてください。
私たちは、患者様に寄り添った治療法を探して、納得いただけるよう、説明いたします。
お痛みなどを取り除く応急処置は当日行いますが、しっかりとした治療は次回のご予約からとなります。

ここまで当院の歯科検診について、お話をしてきました。
少しでも興味を持ってくださる方がいらっしゃると嬉しいです。

ではまた次回、お会いしましょう!