尼崎市、園田駅徒歩2分の歯医者|アキ歯科クリニック

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コラム

大人の歯を守ろう

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みなさん、こんにちは!

前回は子どもの歯を守ることについてお話しました。

今回は、大人の歯を守ることについて、お話します。

【大人のむし歯の好発部位】

①歯と歯の間、歯のみぞ(噛み合わせるところ)

歯と歯の間はハブラシでは届きません。歯の溝も深い溝はハブラシでは届きません。

歯と歯の間はご自身ではむし歯に気がつきにくい所でもありますね。

歯並びも関係してきます。

1番むし歯になりやすい歯は第一大臼歯。私もどの第一大臼歯もむし歯で治療済みです。

とほほ、、、

②治療した詰め物や被せ物の中(二次カリエス)

これは本当に大人の特徴ですね。

治療した歯がまたむし歯になること、本当に大人に多い。

そもそも、磨けていなかったからむし歯になったわけで、そこを治療して、またいつも通りのセルフケアをしていたら、それはまたむし歯になってしまいます。

むし歯治療は永遠に健康な歯をくれません。

代わりをつくっただけです。管理(メンテナンス)を怠れば、むし歯のリスクは上がります。

そして厄介なのは、一度治療した歯は、さらに奥へとむし歯が進行するため、治療も大きくなり、神経の治療になってしまうこともあります。

さらにさらに、神経を抜いた歯がむし歯になった場合、痛みを感じることが遅くなるので、歯を抜かなくてはならなくなることもあります。

一度治療をすると、次にむし歯になった場合、大きな処置になってしまうことがあること、覚えておいてほしいです。

③根面う蝕

これは歯周病で歯ぐきが下がってしまい、根面が露出したところにできるむし歯です。

これも大人の特徴的な好発部位ですね。高齢の方に多くみられます。

根面はエナメル質ほど硬い組織ではないため、むし歯になりやすいです。

磨きにくい部分でもありますね。歯ぐきの位置は一定の高さではありませんし、その部分だけを磨くというのも難しいです。

【むし歯になる子供が減っている】

みなさんの意識の高まりで、子どものむし歯罹患率は減ってきています。

ということは、成人になってからの健康な歯も残っており、これは私もほほーっと思ったのですが、残っている歯が多い→二次カリエスや根面う蝕のリスクが上がるという結果を招いていると考えられます。

【大人のむし歯をつくらないために】

①寝る前のハミガキを習慣化しよう。

これは大人になると、仕事の疲労や飲み会などで帰宅が遅くなるとやりがちで、磨かずにねてしまう。大人特有の行動です。

ハミガキをせずに寝てしまうと、口の中がリセットされず、ばい菌の温床になってしまいます。飲み会では、アルコールを摂取すると思いますが、アルコール摂取は唾液の分泌量が減り、こちらもばい菌が活動しやすくなってしまいます。

②フロス、歯間ブラシを使おう。

歯と歯の間はハブラシでは届かないとお伝えしましたね。

じゃあ何できれいにするんだ、『はい、フロスです』

フロスや歯間ブラシを正しく使うことで、むし歯のリスクを減少させることができます。

ただ、これには条件があって。毎日、もしくは2日に1回は使っている方が、『フロスを使用できている』ということができます。1週間に1回では使用できているとは言いません。

あしからず。

③フッ素入りハミガキ、フッ素入り洗口剤を使おう。

現在のフッ素入り歯磨き剤の最高フッ素濃度は1500ppm、しっかり入っているものを選びましょう。当院では、クリンプロという商品を使っています。

薬局さんで買う場合も、フッ素濃度は必ず確認してくださいね。

フッ素入り洗口剤は1日1回寝る前に洗口剤でぶくぶくうがいをして眠るだけ。

ここで間違わないでいただきたいのは、洗口剤さえ使っていればむし歯にならないと思わないこと。ハミガキできないときは、うがいをしています。

はい、しないよりはいいです。でもこういった商品はハミガキをした後にすることで相乗効果が得られるものです。しっかりハミガキした後に使いましょう。

④定期検診を受けよう

これは必須です。なぜなら私たち歯医者は、どんな小さなことも気づけるよう、目を光らせて検診しているからです。

治療した歯の経過ももちろんみています。忘れずに来院してください。

まとめ

大人の歯を守るためにできること、たくさんありますが、今回はこれまで。

みなさんの意識と知識、行動が歯を守ります!