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食育ピクトグラムって知ってますか?

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みなさん、こんにちは!

今回は、食育についてお話ししていきたいと思います。

食育とは、子どもから大人まで食に関する知識や体験をもとに、バランスよく健全な食生活を送る力をつけることです。

そして今回お話しする食育ピクトグラムとは、農林水産省が出している、食育の取り組みを子供から大人まで分かりやすく発信するために、表現を単純化した絵文字であるピクトグラムのことです。

食育ピクトグラム

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pictgram/index.html

どうですか?見たことありますか?

以前、このコラムでも食育についてお話しさせていただいたのですが、こんなに分かりやすいピクトグラムがあったとは、今回初めて知りました。

では、順番に見ていきましょう!

【食育ピクトグラム】

①共食

家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう!

逆の言葉を言うと『こ食』ですね。

知ってますか?『こ食』って9つあるんです。

そのなかでも問題なのは『孤食』

一人で食事をすることで、マナーを学ぶ機会が減ったり、好き嫌いが増えて、栄養が偏ったりしてしまいます。

②朝食欠食の改善

朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう!

最近、食事のお話をさせていただくときに多く聞くのが、欠食です。

特に朝食を抜く方が多いですね。(お前が言うな)

朝食を抜くと、脳へのエネルギーが補給されないので、集中力が出なかったり、イライラしたりします。

お米を食べて、しっかり噛んで、糖分補給しましょう!

おにぎりなんかいいですね!

③栄養バランスの良い食事

主食、主菜、副菜を組み合わせた食事で、バランスの良い食生活につなげましょう!また、減塩や野菜、果物摂取にも努めましょう!

歯にとって大事な栄養バランス

・カルシウム

歯の表面のエナメル質を作って、歯の硬さを保つ役割があります。魚介類、海藻類、大豆製品、乳製品に多く含まれています。

牛乳、小魚、納豆など、朝食にぴったり!

カルシウムを上手に吸収するためには、ビタミンD、マグネシウム、ビタミンCと一緒に食べることが大事です。

・タンパク質

エナメル質の内側にある象牙質を作って、歯周組織を構成する役割があります。お肉やお魚、卵、乳製品、豆製品に含まれます。

ゆで卵、豚・鶏・牛肉、マグロ、アジの干物など、これは主菜にぴったりですね!

・ビタミンA

歯のエナメル質を強化する役割を持っています。

緑黄色野菜、レバーや魚介類、バターや卵黄、果物ではアボカド、メロン、バナナに豊富です!

バナナは朝食にも抜群にいいですね!

バナナに、ヨーグルト、いい感じ!

・ビタミンC

歯の象牙質の形成を支えて、歯周病の進行を防ぐ役割があります。

歯ぐきにはコラーゲン、コラーゲンにはタンパク質とビタミンCが必要!

ビタミンCを多く含むのは、ピーマン、ブロッコリー、アセロラ、キウイなどです!

ビタミンAとタンパク質を一緒に摂れると良いですね!

・ビタミンD

カルシウムの働きを助ける役割があります。

しいたけやきくらげに多く含まれます。

・マグネシウム

骨や歯の成長を強化します!

体内ではミネラルの中で7番目に多く、その中でも約半分は歯や骨に含まれていると言われています。

わかめ、アーモンド、バナナ、枝豆などいろんな食品に含まれています。

・リン

歯の再石灰化を促進します!

リンは肉類、ナッツ、魚、乳製品に多く含まれています。

④生活習慣病の予防

適正体重の維持や減塩に努めて、生活習慣病を予防しましょう!

糖尿病も生活習慣病、糖尿病は歯周病と深い関わりがあります。

⑤歯や口腔の健康

口腔機能が十分に発達し、維持されることが重要ですので、よく噛んで美味しく安全に食べましょう!

お口の健康は食育を守るために、とても重要です。

定期的な歯科検診で健康なお口を維持しましょう!!

ということで、歯に関係している5項目を解説してきました。

食育は子供から大人まで一生涯にわたって取り組むもの。

みなさんも、これを機に食生活を見直してみてはいかがでしょうか。