みなさん、こんにちは！

つい最近こんなことがありました。

朝からなんだか旦那さんの表情がおかしい。

聞いたら歯が痛い。でも仕事があるし、仕事が終わったら歯医者も終わってるし、歯医者には行けそうにない。

でも痛い、なんとかしてくれ。お前、歯科衛生士やろ？

（最後のおかしない？歯科衛生士やで？笑

ということで、どうしたら良いか調べました。

みなさんの応急処置の参考になれば幸いです。笑

【歯が痛い時の応急処置①市販薬】

まずは『市販薬』。

歯医者さんでは痛み止めとして、ロキソニン、カロナールを処方することが多いです。

お家に『ロキソニンＳ』『カロナールＡ』のような鎮痛薬があるならば、まずは飲んで様子を見てください。

正露丸を思い浮かべる方もいらっしゃるようなので、ここで説明しますね！

正露丸も歯の痛みに効くと言われているお薬です。

ですが、正露丸の使用法には気をつけなくてはならないことがあります！

それは『歯の痛いところに直接詰めること！』です。

正露丸の歯痛対処法は、

①痛いところ、穴の空いてるむし歯のところを的確に探す

②正露丸を詰めれる大きさにする

③詰める（30分くらいで効果が出てくるみたいです）

くれぐれも、飲まないように。効き目が変わります。

そしてこれは応急処置です。

一時的な痛みをとる方法になりますので、何度も繰り返すと、悪化することも考えられます。

公式ＨＰにも載ってますので、必ず歯医者さんに行ってくださいね！

【歯が痛い時の応急処置②冷やす】

歯が痛い時に患部を冷やすと痛みが和らぐことがあります。

なぜかというと、

①痛い時って血管がドキドキズキズキする感覚あると思うんですが、冷やすと血管が収縮して、炎症の進行が遅くなる

②冷やして腫れが収まって圧迫感が減ることで、神経への刺激が減少すること。圧迫感があると、神経へのズキズキの伝達がいきやすいんですね。

③血液の流れが緩やかになることで、神経への圧迫を和らげる。

ただ、冷やし方にもコツがあります！

『頬の上からタオルで包んだ冷えたものをあてる。』

直接保冷剤をあてると、逆効果になることもあります！

歯を冷やすという意味で、氷を食べたり、直接あてる方もいますが、逆効果です！

ゆっくり冷やしましょう！！

【歯が痛い時の応急処置③優しく磨く】

痛いところは優しく磨いてください。

いつも通りゴシゴシ磨くと痛みが増してしまうことがあります！

汚れが詰まっていることも刺激で痛くなることがあるので、清潔に保つことが大切です！

では、やってはいけないことはあるのでしょうか。

ありますので、載せていきますね！

【やってはいけないこと①温める】

痛みがある部分を温めると、血流が良くなって、痛みが増すことがあります。

【やってはいけないこと②激しい運動】

激しい運動も、血流をよくしてしまうので、良くありません。

【やってはいけないこと③触る】

触って痛いか確認するのはわかるのですが、何度も何度も触るのは良くありません。

手にはバイ菌がついていますし、傷をつけてしまうこともあります。

【やってはいけないこと④アルコール摂取】

お酒もよくありません。

たまに、アルコール消毒や〜と飲酒する方がいらっしゃいますが、消毒にはなりません。痛みが悪化することがありますので、控えてください。

【やってはいけないこと⑤タバコ】

歯が痛いときに気を落ち着かせるためにタバコを吸う方がいらっしゃいますが、逆効果です。

タバコに含まれている『ニコチン』『一酸化炭素』などの有害物質が歯の痛みにつながる可能性があるからです。

いかがでしたか？

歯の痛みが出たときの応急処置についてまとめました。

ほんとはすぐにでも歯医者さんに来ていただきたいのですが、そうもいかないこともあると思います。

何かのときの参考になれば幸いです。