尼崎市、園田駅徒歩2分の歯医者|アキ歯科クリニック

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天気と歯の関係

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みなさん、こんにちは!

今回は天気と歯の関係について、お話していきたいと思います。

みなさんは、天気が変わって身体がだる重かったり、なんか調子が悪い、歯もなんか痛いなってこと、ありませんか?

私はここ何年か、倦怠感や、時折歯が痛くなってしまうことがあります。

 

実は、天気と歯は深い関係性があり、それを知っておくことで、対処が出来るようになります!

それでは、行ってみましょう!

【天気が変わると体調も変わる?】

いつだって超元気!っていう方もいるかもしれませんが、私は雨が降ると頭が痛くなったり、湿度が上がると、身体が重く感じたり、それはもう天気に振り回されるデリケートな身体です(自分で言うな)

体調に気温や気圧が関わっており、様々な不調がでてくるわけです。

では、具体的にどんなことが歯にとって不調をきたすのでしょうか。

【①免疫力低下】

雨が降ると湿度が上がりますね。

暑い夏に雨が降った日なんて、暑いしジメジメしてるし、それだけで身体が悲鳴をあげてしまいます。

何もしていないのに疲れたなんてこと、みなさんも経験あるのではないでしょうか。

そんな日が続くと、身体も疲れが取れず、免疫力が低下し、悪い細菌が暴れてしまうことがあります。

 

患者さんの中には、雨になったら歯ぐきが腫れるなんて方もいるくらいです。

歯周病菌も大暴れするチャンスを狙っています。

もし腫れた場合は、歯ぐきの中に潜んでいる歯周病菌を専用の機械で除去し、必要であればお薬を塗布、処方箋をお出しします。

また、歯科での治療も大切ですが、ゆっくり休養をとること、栄養を摂ることが身体にとって最も大切です。

梅雨の時期は、歯ぐきが腫れる方が多く、私たちも『この時期歯ぐきが腫れる人多いよね』と認識しています。

【②低気圧による神経の圧迫】

なにやら難しい言葉が出てきましたね。。

人の身体に与える気圧の変化は、高気圧になると空気の圧が高く、身体にかかる空気の重さも重くなります。

逆に低気圧は、空気の圧が低く、身体にかかる圧は軽くなります。

と、ここまで聞くと私は、『じゃあ高気圧の方が身体に悪いんじゃない?』と思うのですが、逆なんだそうです。

低気圧になると身体から外に押し出そうとする力が大きくなるので、空洞や血管が膨張して、神経を圧迫、痛みが出てしまうということです。

高い山にポテトチップスを持ち込むと、膨張して袋がパンパンになりますよね。それが身体の中でも起こっていると考えると、なるほど合点がいきます。

雨の日に頭が痛くなるのも、この身体の膨張が関係しているんです。ほんと、身体ってデリケート。

 

天気と歯の関係がわかったところで、私たちが日頃できること、お伝えしていきます!

 

①疲れてるけど毎日の歯磨きを頑張る!

悪い細菌が暴れないようにお口の環境を整えておくことは本当に大切です。

疲れている時、歯磨きを疎かにしてしまう方もいますが、疲れている時だからこそ、歯磨きを頑張りましょう!お口の環境を整えることは、身体全体を守ることに繋がります!

1日2回以上、3分磨けたら自分を褒めましょう!

 

出来る方は、歯間ブラシやフロスで徹底的に細菌を取り除きましょう!

それが出来たなら、もっともっと自分を褒めましょう!

②栄養をバランス良く摂取する

甘いもの、例えばチョコやお菓子はむし歯の原因になります。

やわらかい食べ物は、唾液があまり出ません。

 

野菜やお肉、お魚をしっかり噛んで食べること。

唾液を出すことで、お口の環境を整えることになります。(唾液はお口の中の抗菌薬です!)

③休息を取る

睡眠時間が中々取れていない方は疲れが取れず、毎日蓄積しています。

リラックス出来る環境を作ることが大切です。

④定期検診を受ける

最後になってしまいましたが、プロのクリーニングを定期的に受けることで、お口の環境を整えておくことが出来ます。

またむし歯も早期発見できますし、痛みが出る前に対応することが可能です。

 

いかがでしたか?

天気と歯の関係、意外とありますよね?

思い返してみたら、天気のせいだったんか!なんてこともあるのではないかと思います。

痛みが起こる前に出来ること、していきましょうね!