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コラム

噛んで幸せホルモンをだそう!

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みなさん、こんにちは!
今日はドラマのお話。
月曜ドラマ『アンメット』、みなさん観ましたか??
脳外科医のお話なのですが、今回は歯科衛生士である私が、気になった場面をお話していきたいと思います。
(すぐ歯に結び付ける私の悪い癖♪)

脳外科医である三瓶先生はグミを噛んでいます。
好きかどうかは考えて食べていません。
ですが、
『咀嚼のように一定のリズムで同じ運動を繰り返すことで、幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌量が増えて幸福度があがります。だから僕はこれを食べます。』
といい、グミを食べます。

みなさん、咀嚼を繰り返すことで、幸せホルモンの分泌量が増えて幸福度があがるって知っていました?
ということで、今回は幸せホルモン【セロトニン】のお話です!

【幸せホルモン セロトニン とは】
セロトニンとは、脳内に存在する神経伝達物質の一種。
セロトニンには、激しい感情やストレスに関係するノルアドレナリン、楽しいとき、何かを達成したとき、ほめられたとき等快楽に関係するドーパミンなどを制御して、精神を安定させる働きがあります。

【セロトニンの効果】
・幸福度があがる
先ほど三瓶先生の言葉でお伝えした通り、幸せホルモンと呼ばれています。
・朝の目覚めすっきり
大脳に働きかけ、覚醒を調整します。
・やる気アップ、ポジティブに
気持ちの問題だと思っていましたが、セロトニンの分泌により、ポジティブな気持ちになれるそうです。
・ストレスを感じにくくなる
ノルアドレナリンを制御することで、緊張やストレスを感じにくくなります。
・良く寝れる
なんとセロトニンは睡眠ホルモンの材料になっていて、セロトニンを作ることで、良く寝れるそうです。

【セロトニンが減少する原因】
セロトニンが減少する原因は、ストレスや睡眠不足、太陽光を浴びない、リズム運動をしない、スマホ・パソコンなどを長期使用する人はセロトニンが減少しやすいと言われています。

【セロトニンを増やす方法】
さて、やーっと歯科らしいことがお伝えできそう!
そう、セロトニンの分泌量を増やすには、一定のリズムで同じ運動を繰り返すこと。
すぐにできるリズム運動は『咀嚼・呼吸・歩行』です。

★咀嚼をしよう!!
セロトニンの分泌は、リズム運動を開始してから5分くらいで濃度が高まり、20〜30分程度でピークに達して、その後約2時間続きます。
よく噛んで食べることで、セロトニンの分泌量が増えます。
ドラマの中ではグミを食べていましたが、普段のお食事や、グミ以外にもガムなどをよく噛むことで、効果を期待できます。

以前、噛むことの大切さをお話した回があったと思いますが、
現代人の噛む回数や噛む時間は昔と比べると半分程度に減っています。

【咀嚼をするには健康な歯が必要】
むし歯や歯周病でお口の中にトラブルがあると、そもそも食欲も湧きませんし、噛むことも億劫、苦痛です。幸せホルモンを出すには、お口の健康がとても大切です。
定期検診も必要ですし、治療が必要な場合は治療をしましょう。

【食事内容も大切】
セロトニンを作るために必要なトリプトファンが含まれた食べ物を食べましょう!
・大豆製品
豆腐、納豆、味噌、醤油
・乳製品
牛乳、バター、チーズ、ヨーグルト

私は朝ご飯を抜いてしまうことがあるのですが、知り合いの管理栄養士さんにこっぴどく叱られています。
出来る限り寝ていたい私なのですが、そんな私でもトリプトファンを気軽に摂れる食材を教えていただきました。

『バナナと牛乳』だそうです!

【まとめ】
幸せになりたくない人はいないはず。
幸福度をあげるためにはセロトニン。セロトニン分泌量を増やすにはリズム運動。
リズム運動は『咀嚼』。咀嚼するためには健康な歯が必要!!
ということで、定期的な検診と治療で、健康な歯を維持して、ハッピーになりましょう!!